高齢者との気持ちの良いコミュニケーションを取ることは、介護の仕事で大事なことです。
主に高齢者のサポートをする介護職は、明るさ、穏やかさ、優しさ等、その場に合った適切な表現をしながら対応することが大事です。
人とのコミュニケーションが得意な人は、介護職に向いているといえます。
介護職の働く場にはさまざまな種類があります。
介護職は、その人自身の適性に合った職場で働くことで、存分に力を発揮できるでしょう。
介護の仕事のなかには、高齢者の自宅を訪問し、身体介護や生活援助等を行う訪問介護の仕事もあります。
特定の高齢者に向き合って1人で介護を行うため、責任感のある人に向いています。
高齢者に食事や入浴等を提供し、レクリエーションを行い、日帰りで利用してもらうデイサービスの仕事は、イベントの企画をしたり、人前で話すのが好きな人にぴったりです。
要介護1以上の高齢者が入所し、在宅復帰を目指してリハビリを行う施設である介護老人保健施設は、医師や看護師などの他職種とのコミュニケーションが欠かせません。
そのため、多くの人に対応し、協力して仕事をするのが好きな人に適性があります。
要介護3以上の利用者さんが入所する介護老人福祉施設は、介護度が高めです。
手厚いケアをすることが好きな人にとってはうってつけの職場です。
5人から9人の少人数体制で、認知症の高齢者が入居するグループホームは、思いやりを持ちながらじっくりと向き合うことが必要な施設です。
グループホームに向いているのは、認知症について学ぶ意欲があり、根気強くケアができる人です。